triploのレッスン
triploのレッスンは、実生活の中にあるトピックを教室に取り入れ、それについて話すということを基本にしています。これにより、日常に即した意味のある話題について話す機会を得ることができ、非常に実際に役に立つレッスンとなります。
アート、音楽、歴史、文化、哲学など、様々な分野に関連するトピックを中心にレッスンを行っています。概ね、レッスンでは、取り上げるトピックについての基本的内容を学び、語彙や文法などの役に立つポイントを学習します。しかし、このレッスンの主旨は、みなさん自身にできるだけたくさん話して、自分の言葉を伝えてもらうようにすることです。
英語をたくさん話す経験を重ねることが必要不可欠です
言語を学ぶには様々な側面がありますが、最も難しいのは、自信を持って流暢に話せるようになるという実践面です。triploのクラスに来る時、目的は話す練習をすることです。その練習は、すべてのレッスンでコミュニケーション、会話、ディスカッションを通して行います。レッスン終了後には、自分にとって新しい事を考えたり、学んだと感じるだけでなく、たくさん英語を話したと実感するでしょう
クリエイティブ・ラーニングで英語を活用する
triploは創造性をもって学ぶことを推奨しています。まず第一に、どんな言語でも、話すということは創造的な行為です。言いたいことを言うためには、聞き手に意味が伝わるようなオリジナルの文章を作らなければなりません。これは難しいことですが、教科書のフレーズをただ練習するのではなく、自分の言いたいことを言うことが大切です。これが本当のコミュニケーション、つまり自分の考えや意見、感情を相手と交換することです。
第二に、創造的なアクティビティや課題をレッスンに取り入れるようにしています。例えば、町の地図を描いたり、お気に入りの曲のプレイリストを作ったり、パートナーと一緒に問題解決のためのブレインストーミングをしたりといったことです。このようなアクティビティを通して、英語のいろいろな使い方をしたり、他の人と協力したり、コミュニケーションを取ったりすることになります。
英語で考え、意見を述べられるようになる
レッスンを通じて、クリティカルシンキング(批判的思考)を身につけられるように手助けをしたいと考えています。創造性、コミュニケーション、コラボレーションと並んで、クリティカルシンキングは21世紀に不可欠なスキルです。哲学をルーツとするクリティカルシンキングは、知り得た情報や自分の意見の背後にある根拠、関連性、意図、目的について考えることです。これは、必要なときに説得力のある主張をするのに役立ちますが、より重要なのは、作り話や虚構から事実を見分けられるようになるということです。
毎週決まったテーマで授業を行い、1年間で12種類のテーマを扱います。これは、毎週学んだことを増強していく助けとなります。すべてがつながっているので、英語を話す練習をしながら、アイデンティティからモチベーション、伝統からテクノロジーまで、世界の仕組みをより深く理解することができます。
異文化コミュニケーターになる
これらのことをまとめると、私たちtriploの目的が明確になります。私たちは、あなたが有能な異文化コミュニケーターになるための一助となることを望んでいます。
私たちは、英語(あるいは他の外国語)を学ぶ目的は、国境を越えて人々とつながり、最終的には世界の問題を一緒に解決することだと考えています。そのためには、優れた言語スキルが必要ですが、同時に自国の文化や世界中の他の文化を理解することも必要です。triploで英語を学ぶことで、実生活にあるトピックに触れ、創造性や批判的思考を鍛え、協力し、コミュニケーションをとることで、そのための一歩を踏み出すことができるのです。
英語学習のために多読をする
そして、念のためにお知らせしたいのは、triploのレッスンがCEFRのレベルに沿っていることです。また、英検、IELTS、TOEFLのスピーキングセクションに関連したアクティビティや課題を使っています。
さらに、次のレッスンまでの合間にも英語に触れることが大切だと考えています。そのため、皆さんが英語の本を借りて家に持ち帰って読めるよう、英語学習者向けレベル別書籍のライブラリーを用意しています。上手に話すためには、たくさんの英語を吸収することも必要です。英語を学ぶ最善の方法は、文法書を勉強することではなく、たくさん本を読むことです。そして、たくさん英語を話すことなのです。